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和風癒やし空間「蔵の音」開館・各種文化活動に活用

2010.7.5(越谷市)
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 越谷市越ヶ谷1の12の23に、今までの貸しスペースとは異なったジャパニーズモダンのリラックス空間が6月24日にオープンした。名付けて貸し處(どころ)「蔵の音」。外観は蔵で室内は和風建築といったしゃれた空間になっている。
 「蔵の音」は同所に住む高橋典子さん(55)が企画・プロデュースして建てたもの。場所は越谷駅東口の大型スーパーのすぐ近くにあり、以前はお茶店などの店舗ビルだったところを大幅に改築してオープンした。貸していたお店が契約期限となり、出て行くことになってしまったため、「文化的なスペースをつくりたい」と考えた。
 「市内にはギャラリーはいくつもありますが、音楽イベントや講習会、勉強会などができる民間のスペースはないと考え、作ってみました」と高橋さん。昨年6月に桐問屋をしていた夫(当時62歳)が亡くなり、失望していたところを息子や娘に支えられながら、「何か越谷に新しい風を」という気持ちでスタートさせた。兄の武内徹さんも室内デザインなどのプロデュースを手伝い、モダンな空間が出来上がった。
 室内は国内産の木材を使ったシックな色あいで床面積は約100平方bある。グランドピアノを設置し、バーのようなカウンターやテーブルも置き、建物は防音にし、ミニコンサートもできる構造にした。高橋さんは「ジャズなどの音楽ライブをするのが夢。単なる貸しスペースではなく、一緒に企画し楽しみたい」と話す。
 オープン記念の特別展が24日から29日まで開催された。幼少からつきあいのある群馬県の陶芸家・佐藤桂さんの陶芸展が開かれ、多くの人でにぎわった。穴窯という原始的な薪窯で焼いた「須恵器」と呼ばれる実用食器を展示した。あす6日までは、同オープン記念第2弾の、森乃めぐみさんの作陶展が開かれている。
 「新しい和の空間スペースです。さまざまな文化の活動に活用していきたい」と高橋さんは意欲を見せている。
 <問い合わせ>蔵の音TEL965・2397。
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