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越谷を音楽あふれる街角に・松本夫妻がプロジェクト立ち上げ

2010.6.8(越谷市)
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 越谷を「まちかどに音楽があふれる明るいまちにしたい」と、越谷市相模町のピアニスト・松本修一さん(41)とサックス奏者・松本ひろ実さん(49)夫妻が「まちかどに音楽を」プロジェクトを立ち上げた。その立ち上げのイベントとして、9月に中央市民会館ロビーでコンサートを開催することになった。同ロビーコンサートは11、12月と来年2月にも開くことを予定している。そのため、市内や近隣の音楽家や画家らの芸術家の集まりの「アーティスト協会」の立ち上げも目指す。松本さんは「市内の施設を有効利用し、商店街や駅周辺に臨時イベントスペースを設け、市民が気軽に参加、発表、鑑賞、交流の場を企画し、文化を向上させ、まちの活性化を目指したい」と市民レベルでの地域活性化に力を入れる考えだ。

 松本夫妻はプロの音楽家「デュオ ルクレール」として、全国でコンサート活動をするなどしている。「サックスとピアノのロマンティックサウンド」をキャッチフレーズに、クラシックからジャズ、ポップス、映画音楽、オリジナル曲まで幅広いレパートリーが売り。1994年に結成し、年間80ステージをこなす。「ルクレール」とはフランス語で「光」。2人の明るさとアットホームな温かさを感じさせるデュオだ。
 2人は09年3月にサンシティで開催された、越谷市制50周年記念ファイナルイベント「ミュージックフェスタ」に出演したのをきっかけに「越谷をまちかどに音楽があふれる明るいまちにしたい」と考え出した。越谷生まれ越谷育ちのひろ実さんは「越谷は都心から近いのに自然が残っている貴重なまち。ただ文化的な香りがしないのが残念。音楽も自然と同じようにもっと身近に触れることができるようにしたい」と今回のプロジェクトを立ち上げることにした。
 プロジェクトの考えを市内の各施設などに呼びかけたところ、中央市民会館が趣旨に賛同してくれた。同館1階のロビーを使って、サックスとピアノでの平日の「ランチタイム」でのコンサートを企画している。2回目以降はさまざまな演奏家に出演してもらう。30分程度の時間で市民が自由に聴いてもらう。
 また、「まちかどコンサート」として、休日午後の時間帯で、地域の住民、特に高齢者や育児中のママなど遠方へ長時間外出が困難な人たちに、地元で身近に音楽を楽しんでもらおうという企画を提案中。さらに駅周辺などでの「プロムナードコンサート」も考えている。
 そして、市内や近隣市町在住の音楽家や芸術家が集まって「こしがやアーティスト協会」を立ち上げ、コンサートやイベントなどさまざまなジャンルの音楽や芸術に親しんでもらうのが夢。
 市民や企業の賛同してくれるサポーターも募集する。修一さんは「実行委員会を立ち上げるので、そのメンバーになってくれる方や企画宣伝や当日のお手伝いなど一緒に盛り上げてくれる方はぜひ参加してください」と呼びかける。アーティストやサポーターなどの募集要項は「まちかどに音楽を」ホームページ(http://koshigayamachikado.web.fc2.com/)を参照。
 レイクタウンのまち開きなど市外からも多くの人が訪れるようになった越谷市。松本夫妻の取り組みは、越谷を訪れた人を音楽で包み込み心を豊かにしてくれるはず。越谷には芸術家集団がないだけに、今後、どう発展していくか楽しみだ。
 <問い合わせ>デュオ ルクレールの松本さんTEL985・2990。

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