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かるたで越谷を知る・地域ネットが手作り

2010.4.13(越谷市)
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 郷土越谷を多くの人に知ってほしい。越谷市の市民グループ「こしがや地域ネットワーク13」(駒崎美佐子会長、会員40人)が「越谷いろはかるた」を制作した。読み札、絵札ともすべて会員たちのオリジナル。越谷の大聖寺や浅間神社のケヤキや蒲生の一里塚などの歴史ものや名物「越谷鴨ねぎ鍋」やキャンベルタウン野鳥の森、そしてレイクタウンまで、過去から現在、未来までを表現した新しいかるた。同ネットワークでは「かるたの1枚1枚をひもとくことによって深く郷土の成り立ちを知ることができる貴重な資料です」と呼びかけている。

 「越谷いろはかるた」は読み札、絵札とも46枚で構成。1000セットを制作した。制作費は会員たちから集めた60万円。同ネットワークでは地域の人たちを講師に各地区特色のあるセミナーを開催してきて、越谷の歴史や文化などを学んできたが、この集大成として、かるたを作ることにした。
 昨年4月から準備スタート。まず読み札から考え会員同士でアイデアを出し合い、歴史、文化、自然、産業などを題材に決めていった。読み札が決まると、次は絵札の制作。会員たちがそれぞれの地域でスケッチから始め、水彩絵の具で仕上げた。中には会員以外の協力者もいて、地域のデザイナーや小学校教頭らが1部の絵札を制作した。どの札の力作揃いで、水彩絵の具の優しいタッチが味を出している。
 駒崎会長(68)は「絵札のだるまの絵のひげとまゆは本職のだるま職人さんに描いてもらったりして本格的なものになりました。会員たちは絵は素人ですが、それぞれ時間をかけてスケッチし、楽しみながらかるたを作ることができました」と満足そう。
 限られた数のため、中には削ったものもあったが、市内各地区の歴史や文化を網羅した。
 同ネットワークは1991年から開催された市教委主催の「こしがや女性大学」の修了生有志で1999年9月に結成された会。女性のスキルアップと地域のリーダーを育てるのを目的に「市内13地区をネットワークして住みよいまちづくり」をテーマに活動している。越谷を知ることが大切ということから13地区公民館と共催で「ふれあい合校・見て、聞いて、ふれて・越谷を知るセミナー」を開催。地域の人を講師に多くの人と共に学んできた。現在30代から80代までの女性が活躍している。
 越谷いろはかるたは、1組650円で市内の浜野文具店(大沢・市立第一体育館並び)とNPO法人越谷市郷土研究会(越ヶ谷本町・チャレンジショップ夢空感内)で発売中。かるたは女性パワーの結集だが、郷土愛あふれる「作品」に仕上がった。
 <問い合わせ>こしがや地域ネットワーク13の駒崎会長TEL976・0738。

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