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FS全国フェスで「お化け屋敷」が好評・<フリースクールは今>

2010.1.18(越谷市)
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 昨年11月から12月のクリスマス会までのフリースクールりんごの木は、通常の活動プログラム外の特別なイベントがあり大忙しでした。りんごの木は、学校制度外の子どもの育ちの場なので、かなり自由な活動を実践できます。規則や活動内容などはメンバーの子どもや、ボランティアを含めたスタッフで構成する「ミーティング」で皆で決めていきます。子どもたちとの活動は、多数決で決定するので、どんなに素晴らしい企画でも反対意見が多ければ実行されることはないという厳しいルールがあります。
 昨年11月13日は、越谷市中央市民会館で埼玉県障害者音楽交流推進協議会主催「ふれあいコンサート」に参加しました。障害のある人もない人も一堂に会し、音楽活動を通して交流を深め理解しあう機会をつくるという目的のこのコンサートで、りんごの木音楽バンドのメンバーの子どもたちが元気な演奏を聴かせてくれました。
 演奏の合間には、けん玉名人の前田大我くん(16)が演技を披露してくれ場内から拍手喝采を浴びていました。大我くんは中学校卒業後からりんごの木に来ています。中学校では高校に進学する気持ちになれなかったという体験をしてきたのですが、りんごの木で音楽に出会い、ドラムを始めました。そんな彼が終了後「すっげー、どきどきした」とさわやかな笑顔で感想を述べてくれたのです。
 11月23日は、フリースクール全国フェスティバル(フリースクール全国ネットワーク主催)に「お化け屋敷」で参加。この準備も、子どもたちが発泡スチロールや段ボールなどを利用し、お墓、さい銭箱、古井戸など、なんとも不気味な小道具を作り上げ、当日は小学生のリピーター続出で大人気でした。
 子ども自らが動き出すことが基本の活動は当然楽しくて、エネルギッシュなものです。そこから自信が生まれ、自尊感情が育っていく様子を見ることができる私たちスタッフはラッキーです。
 (増田 良枝=ますだ・よしえ、NPO法人越谷らるご理事長)

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